感謝の心は幸せを運ぶ

  • 2017.01.20 Friday
  • 13:50

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。


今年の正月はいかがお過ごしでしたか? 私は旅行には出かけず、自宅でのんびりテレビを見て過ごしていましたが、ニュースなどでは昨年の世界中の事件や出来事、暮らしぶりなどが流れていました。また、久しぶりに家族で初売りに出かけました。私が世間知らずなのか分かりませんが、人の多さや商品の種類や数の多さに圧倒されました。世界中でもこれほど豊かな暮らしができている日本に生まれて良かったと思い、まず親に感謝です。どこの国に生まれてくるかは私たちに選択肢はありませんから…。次に生活環境の豊かさに感謝です。日本では当たり前に電気・水道・ガス・下水があり、冬は暖かく、夏は涼しく生活でき、食べ物も何不自由もなく、仕事もそこそこあり、便利に豊かに暮らせています。

 

私たちにとっては当たり前でも世界の人々からみるとすごく幸せな暮らし方だということが、報道などを通じて諸外国の様子を見るだけでもよく分かります。そして、震災の時にも、物やライフラインなどの有り難さは、身をもって再確認しました。

私たちの暮らしは自分一人では決して成り立ちません。暮らしに必要なもの一つでさえ自分で造ることはできないでしょう。物やサービスなどみんな他の人たちが提供してくれて初めて、豊かな暮らしが成り立っています。なので、自分以外に感謝の心を持つことは、当たり前のことなのです。

 

昔はよく「皆さんのお陰で〜」と周りへの感謝の言葉を使っていました。
「感謝」を国語辞典で引くと“有り難く感じて謝意を表すこと”とあります。
私たちが謝意を表すポピュラーな言葉に「ありがとうございます」があります。「ありがとう」は「有ることが難い」、つまり「あることじたいむずかしいこと」に「当たる・めぐりあうことに運がいい」ことに対して感謝を込めた言葉、お礼の言葉として使われています。


「感」という漢字は、強く心にこたえること、強い刺激をあたえることを意味します。解字ではショックを与えて口を閉じさせる意とあり、「心+咸」の会意兼形成文字です。
「謝」はあやまる、断る、いいわけをして断って心の負担をおろすことで、お礼またお詫びの気持ちなどを意味します。解字でみると、「射」は張りつめた矢から手を離している様を表し、矢を射れば弓の緊張が解けてゆるむことから、「言+射」の会意兼形声文字で、言葉に表すことによって負担や緊張を解いて気楽になることとあります。また「謝」という文字は「礼」の最上級とも解されており、お金を包んでお礼にするときの表書きに「謝礼」などと書きます。

 

「感恩報謝」
「感謝」という言葉は一般的に「感謝いたします」など、そのまま使いますが、この「感謝」という言葉の源は、四字熟語の「感恩報謝」で、“かんのんほうしゃ”と言います。これを短くして恩と報を取り除き「感謝」となっています。
「恩」は、人に有り難いと印象づけたこと・ありがたみ・恵み・いつくしむ・たいせつにすることを意味します。「恩」という漢字の因の部分は「よる、かさねる、何かの下地の上に加わる、おこったところのよりどころ、それが原因でちなむ、ゆかりをもつなどの意味で、解字は「口(布団)+乗せた物または大(ひと)」の会意文字で布団を下に引いてその上に大の字に乗ること示しています。昔の人は「恩」の口は環境、大は人の手と解し、いろいろな人の手のおかげで自分の存在があることを心でしめされているとしています。
「報」は、むくいる・つげる・し返す・お返しの意があります。
ですから、感恩報謝とは、「恩を感じた(つよくこころにこたえる)人に、最高の謝・礼(あいさつ、おじき、おくりもの、さほう)をもって心から報いる(おかえしをする)つまり恩返し」という意となります。
感謝は、心から恩に報いる気持ちを持ち、表現や態度に表すことが必要です。心の中で純粋に思うことも、相手などに向かって「ありがとう」言葉などで意志表示することも大切です。

 

自分の取り巻く環境や自然、先祖や親や人物などに素直に感謝することができれば、運が良くなるとか幸せになると言われています。その理屈は、その人のみる目や思考が心理的に改善されることによるものだと思います。自分の潜在意識の中では、自分自身の命や生活はいろいろなもののおかげで成り立っていることを知っているのです。
人は借りを作るばかりでは心(意思)は晴れません。一昔前に「倍返し」がはやりましたが、良くても悪くてもお礼(恩お返し)をすることで自分自身の気持ち(意志)も解放されるのです。謝の漢字の意に「言葉などに表すことによって負担や緊張を解いて気楽になること」とあるように、また、感謝の意を示された方も気持ちが晴れるものです。

 

「感謝」ということについて考えてきましたが、実はいろいろな場面でみなさんは既に感謝の気持ちをもう表しています。ただ気づいていないだけです。
お世話になったりすると感謝の気持ちを謝礼としてお金を包んだりしますが、それだけではなく、私たちの暮らしの中で必要なものや役に立つものなどやサービスにお金を使うことは、本来、感謝の証なのです。
感謝の気持ちの代わりが代金なのです。物やサービスを提供した方も代金をもらって感謝の気持ちで「ありがとう」なのです。代金を支払う方も感謝の気持ちで「ありがとう」となります。


自分ひとりで何ができるか考えたときに、自分の周りの環境すべてに感謝の気持ちが芽生えたときに、自分の中に幸運や幸せ感を味わうことができれば幸いです。昔、うちのお婆さんが新年を迎えると「有り難い、有り難い」と口癖のように色々なものに感謝し、幸せそうにしていたことを思い出します。
皆さんが同じように感じれば、皆さんの周りの家族やお客さまも幸福感を感じることができるでしょう。

 

FPにとって、幸福感持つことは必要です。人はお互いが影響し合って環境を作っていくものです。今年も楽しく明るく積極的に過ごしていきましょう。

 

土 屋 拝❚

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