時間とプラス思考

  • 2017.05.20 Saturday
  • 15:57

以前よりいろいろなところで、経済格差社会という言葉が取り沙汰されています。2010年には388人の富豪が世界の富の50%を、2015年には62人の富豪で35億人(世界人口70億人)分の富を所有、来年には1%の富裕層が99%の富を所有するという予測もでています。

 

世界では、「人権」「人は皆平等」と言われるものについては少しずつ公平化が進んでいますが、一方で経済格差や生活格差は広がっており、生活経済に関しては不公平だと答える人が多くなっています。しかしながら現実に目を向けると、人生はそもそも不平等から始まると言っても過言ではないほど、人は皆バラバラの条件下に生まれてくるのです。
日本流に表現すれば、いわゆる「宿命」です。例えば人は生まれてくるとき、世界中のどの国に生まれるか、男性として生まれるか女性として生まれるかを選択することはできません。どのような両親や家庭環境の元に生まれるか、五体満足で健康に生まれるか、そして生まれたときの生活環境や家計の経済環境や財の有無等々、人が生まれる環境は千差万別です。その点でみれば、世の中に「平等」は少ないといえます。
しかしながら、人それぞれの環境を乗り越えて、豊かな人生を享受する機会は平等に与えられています。それが時間であり、人生であると考えられます。
マイナスの環境から始まるということは、人並み、或いはそれ以上の環境を作り上げるには時間が必要です。消極的になってその環境に埋もれていては、いつまで経ってもそこからは這い上がれません。豊かな生活や人生は積極的に、自分で創る(造る・運ぶ)というプラス思考が大切なのです。事業の成功者の80%はプラス思考の持ち主であると言われています(事業成功者の人生が必ずしも豊かで幸せなものとは限りませんが……)。

 

時間はみな平等
「人は皆平等」、その数少ないものの代表格は「時」です。時間は公平です。1日24時間という時間が私たちには平等に与えられています。どんなに力があろうと、財力があろうとも、時間を力ずくやお金で手に入れることはできません。
人間として生を受ければ、いつ死ぬかは別として、生まれたその瞬間から与えられた時間は一秒、一分、一時間、一日、一月、半年、一年と平等に刻まれ、過ぎてゆきます。あなた自身がどのように時を捉え、過ごそうとも関係はありません。時間を浪費しても、無駄なく利用しても、今日という一日が終われば、明日にはまた24時間の平等な時間がすべての人に与えられます。そして、「時」の使い方は自由なのです。
言い方を変えれば、今日の仕事、生活や生き方に満足していても不満足であっても、成功しても失敗しても、私たち人間には明日という未来(とき)が与えられます。明日満足するか、成功するかしないかはあなた次第なのです。
ある人はこう言います。「明日になれば、同じだけの時間がそっくりそのまま与えられる。あなたが成功できるかどうかは、重要事項に優先順位をつけて、いかに計画的に、そして時間をいかに有効に使うかどうかにかかっている。時間の無駄遣いは、自分自身の成功のチャンスを不意にしているのと同じである」と。
 
時は解く(人にはそれぞれ時期がある)
人生が、人それぞれに違うのは当然のことですが、多くの人には色々な巡り合わせや時期があるようです。日本や中国では古来より、人生を12年の時の巡り合わせや春夏秋冬の季節に例え、占いなどで説いています。
その人一人一人の人生に流れや波があり、何事も上手く行くときもあれば行かないときもあります。人生が苦境から始まる人もあれば、恵まれた環境から出発する人もあり、人さまざまです。人生において努力がすぐに報いられることは少ないと言えますが、いつか必ず跳ね返ってくるものです。それが何時なのかは分かりません。努力しなくてもチャンスに恵まれる人もあれば、そのような時もあります。
時(とき)はすべてを「解く」とも言われ、「時期早生」「時期が来れば」「時間がたてば」「機が熟す」と表されるように、時間の経過が物事を解決します。物事を成就する為には「とき」が重要な意味を持つのです。

 

時は命なり
人間は命がある限り未来があることになります。“未来”とは、時間の将来のことです。よく言われる「時は金なり」は、生きるためにはお金という道具が必要で、生きていくにもお金を稼ぐにも「時間」が大切だということが表面的な意味ですが、これは人にとっては生が始まったその瞬間から終わり(死)に向かって時間との闘いであり、だからこそ時間は大切であるということで、つまりは「時は命なり」ということでもあるのです。
人生には大波小波さまざまな波がありますが、その波を乗り越えて豊かな人生を過ごすには、先ず時を過ごすための身体(命)が健康でなくてはなりません。しかしながら人間には寿命があり、その時が何時訪れるかは誰にもわかりません。それ故に人生は不安でもありますが、逆に最大に楽しめるのかもしれません。その意味でも「時は命なり」です。
ですから、時間と身体を大切にしましょう。ここで言う“大切”とは、時間に追われるように一分一秒も無駄にしないといった過ごし方を指すのではありません。価値ある時間の使い方をすることです。人生すべからく何事も経験と考えれば、仕事も生活も遊びも暇も役に立っているはずで、なにひとつ無駄はありません。しかし、時間の価値観を常に念頭において行動することが、限られた人生で豊かさを享受するためには必要です。


プラス思考のすすめ
〜『大きくなる人、お金持ちになる人はここが違う』保坂栄之介著一部抜粋〜

 

人生や仕事上・生活上に目標や目的を持つことです。ただ目標や目的は公序良俗に反するものや、自分自身の良心(内なる心)に反するものは適切だとは言えません。次にそれを成就するためには、強固な信念や意思を持つことです。これは物事を成功させる。プラス思考の原動力です。ある本には「人間は、心に強く思ったとおりになる」「人は、自分ができるぞと思っていれば、いつかそれができるようになる」逆に「自分はダメダメ言っていると、顔色まで悪くなり、本当にできないことになる」、「できないと思う心の状態が続いている間は絶対やれない。そうでありたいと強く願ったからそうなり、できると思ったからできた」、つまり、そういう思いが目標・目的・夢の達成を導いてくれるといっています。
昔からある諺に「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」というものがありますが、精神的に苦痛に堪え忍んで我慢して、頑張るということではありません。将来の夢や希望をイメージしながら持ち楽しく行動することが大切なのです。
過去このプラス思考で有名なのは、肯定哲学(成功の原則)の中村天風氏。インドの聖者に会い、山奥で座業し「心の持ち方で肺結核を治した」人です。
そのきっかけとなったのは「おまえは誰に頼まれて、毎日そんなに薄暗く生きているのか、快活になれないなら、おまえは治らないよ。血を吐こうが、熱があろうが、おまえは生きている、なぜそのことに感激しないのだ」という言葉でした。天風氏は、「自分のなかにある自然の力に意識を向けたときに、治った」これは誰でもが持つ力だといっています。積極的に楽しく、明るく、思うことはがん患者でも、がんに対する抵抗力の効果がでています。
また、プラス思考は心身ともに強くなるとの研究結果が出ています。人の心に描くイメージで楽しいことを考えた後は、平均53%の病気に対する抵抗力の向上がみられたそうです。楽しいことを考えると、血液の循環が良くなり、身体があったかくなる。からだが軽く行動しやすくなり、周囲が明るく感じられ、頭の中のイメージが広がることにより、想像力や理解力が高まります。身体の中にエネルギーを感じます(ドーパミンやエンドルフィンの情報伝達が高まる)。

プラス思考になるには

 

■イメージトレーニングの実践、イメージが心身をコントロールする。プロスポーツ選手や有名人には、よくイメージトレーニングをします。多くは成功した、ゴールしたことを脳内(心)で、考え想像し繰り返し思います。
ある人は「自分の潜在意識に浸透するぐらい強烈にイメージし心に思い描くと物事は心に描いたとおりなる」と言っています。
◆リラックスできる場所や環境でイメージします。
● 「過去のプラスのイメージ」を思い出します(おもしろかった、楽しかった、よく頑張った、成功した、できた、儲かった、人の役に立ったことなど)効果は、自信がつき、物事に積極的・肯定的な態度となり、勇気がわいてきます。強固な信念や意思の持ち主になる。挑戦と行動の心構えが醸造されます。
●  「将来(未来)のプラス」のイメージをします。病気の人は、健康で快活に過ごしている自分自身をイメージします。家族と豊かな暮らしが目標であればその姿をイメージします。仕事で成功したければそのイメージを、お金持ちになりたければそうなっているイメージを描きます。手に入れたいものを手に入れている、やりたいことをやっている、なりたい人物になっている等々の楽しいイメージを描きます。効果は、心身が健康になり、エネルギッシュな身体になる。目標が明確になり、物事を肯定し、積極的に信念や意志をもち、挑戦と行動の勇気を生みだします。
●「問題解決のイメージ」を行います。将来のプラスイメージを描くだけでは物事はすみません。達成するためには、いろいろな問題や障害はたくさん出てきます。直近の具体的な問題や障害をうまく解決したり、乗り越えているイメージを描きます。注意することは、ここでマイナスのイメージを描くとできない方向に動くことになります。効果は、目標達成などの時間を早めます。直感やひらめきが鋭くなり、活動的になります。
● 最後が「無」のイメージコントロール、未来・問題解決イメージコントロールの後には「何も考えない時」を創ります。ただ「ぼっーと」しているだけでいいのです。なれてくると、心身の充実感や幸福感を自分自身が感じられます。[あなたの中に秘められている知恵と生命力が目覚め活動を始めます]
◆マイナスイメージ(マイナス思考)思考の排除
● マイナスイメージの感情の受け流しと排除
怒ること、悲しむこと、恐れること、憎むこと、うらやむこと、悩むこと、苦労すること、悩みもだえること、迷うこと
このような自分の感情の感情状態を自然体で受け流し早く処理して、マイナスイメージから脱出し、排除する。よく考えてみると分かるのですが、相手に対して怒る、悲しむ、等々の感情は、自分のこころがマイナス感情になるので相手には関係ありません。なので、マイナス感情は自分だけの損になります。
● プラス思考を表現するには
私たちはいろいろな場面で会話し、言葉を使い考え方や感情を伝えます。
会話の中で消極的な言葉や否定的な言葉は使用しないことが大切です。「だめです」「できません」「できそうにありません」「わかりません」「ないがつく言葉」
同じ言葉でも積極的・肯定的なことばを使う工夫をしましょう。
「なんとかなるでしょう」「やってみます」「できるでしょう」「かのうせいをさがします」……
● プラス思考を高める自己暗示
イメージトレーニングも一種の自己暗示法です。「成功します」「自分は早い……などなど」よい結果を暗示します。これは潜在意識に意志を伝えることになります。
鏡の前に立ち、自分の瞳等をみて「積極的な言葉・プラス思考の言葉」や「感謝の言葉」を5回以上繰り返します。言葉は3つくらいに限定します。「私は仕事で成功する」「裕福な家庭を作る」「人の役に立つ仕事をする」「お金持ちになる」なる、する、できるという言葉を使います。自分に、社会に、人に「ありがとう」等々。暗示してはいけない言葉としては、できない、分からない、消極的、否定的、公序良俗に反する言葉や内容などです。それが実現する可能性があるからです。
(一部過去のリピート掲載です)

 

人はそれぞれの環境条件の中で生活し、命を育んでいます。その中で公平に与えられた時間の経過をプラス思考(積極的・肯定的)で暮らすか、マイナス思考(消極的・否定的)で暮らすか、その選択は本人に任されています。
多くの人を観ているとプラス思考の人のほうが豊かで幸せそうに感じられます。FPはプラス思考でいきたいですね。 土 屋 拝▉

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