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    言葉の力

    • 2018.06.20 Wednesday
    • 11:06

    言葉の力
    この地球上で生を受けた生き物のなかで、人だけに与えられた特徴的な能力に「言葉」があります。人は言葉を使って心や意志・意識を表現し、それを五感で享受します。言葉を話したり書いたり、あるいは聴いたり読んだりと、言葉を伝達手段にしてお互いに理解しあうことができます。
    さらに言葉は、伝達手段としてだけでなく、私たちの暮らし、生活に絶大な影響を及ぼしています。それは、人は言葉で心を動かされるからです。日常の会話でも、相手を観ながら相手の言葉を聴き、それに呼応して感情や意識・心が相互に変化していきます。

    心は言葉で変わる
    また、自分が発した言葉は自分の耳にも聞こえてきます。自分の心に響いています。ネガティブなマイナスの言葉、愚痴や不平・不満など悲観的な言葉ばかり口にしていると、その方向に巡り合わせていくことになり、逆にポジティブなプラスの言葉、豊かさ・明るさ・幸せにつながるような言葉や感謝の言葉は、その方向に自分を導いてくれます。
    大げさかも知れませんが、良い・明るい・積極的な言葉遣いで人生が変わるとまで言われています。ですから、このようなポジティブな言葉を身につけている人は、その言葉のお陰で、豊かな暮らしを享受できていると思います。
    ある本に、次のようなくだりがあり、そこにも心(意識・意志)は言葉で変わると書いてあります。
    『心(感情)は、自分が使う言葉によって変わります。言葉には、口で言う言葉と、心(頭)の中で言う言葉があります。心の中で言う言葉は、考え(思考)です。否定的な言葉を使うと否定的な感情が湧きやすく、肯定的な言葉を使うと肯定的な感情が湧きやすくなります。幸せになるためには、自分がイヤな気もちになるような(不幸になる)考え方を減らし、自分がいい気もちになれるような(幸せになる)考え方を増やしていけばいいのではないでしょうか。こころは言葉によってコロコロ変わる、人生にとって最も大切なことは、こころのもち方よりも言葉の使い方です』(山崎房一著「心がやすらぐ魔法のことば」(PHP文庫)より)。
    このことは、いろいろな日本文化を修得するのと同じだと思います。茶道や日本舞踊のように、作法という形から入って自然にその本質を学び、心が変化して上達していく、といったように……つまり、言葉が変われば心が変わり、最終的に運命が変わるという論理です。

     

    言葉とは、言葉=事葉・詞・辞
    言葉は、もともとひらがなの「ことのは」に、漢字の「言」や「事」を当て字したものが変化し現在のかたちになったもので、次のように考えられています。

    「ことば、ことのは」
    言の葉、事の葉 … 事象に関することを表現する言葉を、大樹の葉に見立てている。
    言の端、事の端 … 事象に関することを表現する言葉を、その一端として表現しているので端(は)と表現する。

    「言」という文字は「ことばをはっきりしてものをいう」「くちにだしていうこと」また「かどばっていかめしいさま」を表します(学研漢和辞典)。「げん」とも読みますが、「げん」はソシュールの言語学では言語(ラング)に対して、話し手が個人的な感情・思想を表現する実際の発話を意味するそうです。

     

    言霊(ことだま)
    古来日本の一部では、言葉には言霊(ことだま・意志・いのちが宿り)といって現実を変化させる力があると言われてきました。口から声に出した言葉が現実の事象に対して何らかの影響を与えると信じられ、良い言葉を発すると良い事が起こり、不吉な言葉を発すると凶事が起こるという考え方です。先にご紹介した本のくだりと同じです。真心のこもった明るいポジティブな言葉は自ずと人や自分を元気づけ、反対に人を傷つける批判や中傷などのネガティブ言葉は、相手ばかりでなく自分の心までも傷つけ、すさんだものにします。口から発する言葉は、その言葉を受けた人は少なからず影響を受けますが、同時にその言葉を発した本人にも多大な影響を与えることになります。

    また、ネット上のあるコラムでは次のようにも書かれています。
    『人間の脳は、信じていることを実現させるように働くことが分かったのですが、そもそも「信じている」とはどういうことかというと、「口に出していること」こそが「信じていること」なのです。 ……(信じることを信用ともいいます。これを分解すると「ひとのことばをもちいる」となります。そして、次のように続きます。)…… 人間の言語機能の発達から考えると、言葉が生まれたのが先であり、その言葉によって「意識」が生まれたのです。言語のもともとの目的はコミュニケーションだったかもしれませんが、それを口にすることで、その言葉の意味が脳に記憶されていきます。そして、記憶と照らし合わせながら、言葉を繰り返していくうちに、言語の組み合わせができていき、それが意識の元になったのです。ですから、言葉に出している内容というのは、その人が考えていることに他なりません。意識は言葉によってつくられ、言葉に出したことでさらに意識が確固たるものになっていくという循環があり、皆さんも、優しい言葉を使っているときは、誰しも優しい表情になります。それは、優しい言葉によって、意識が優しいものになるからです。そして重要なのは、そうした言葉が口ぐせという習慣になって5年、10年と定着していくと、意識もまた定着していくということです。優しい言葉をよく使う人は表情が柔和になっていきます。厳しい言葉ばかり使う人が見るからに頑固な顔をしているのは、誰しも思い当たることでしょう。』
    人の思考や意識・意志は、言葉として口から出したり、文字に表すことで表現されますが、その表現されたものを目で見たり、自分の耳で繰り返し聞くことにより、潜在意識に働きかけ、望みを達成する方向に導いてくれます。勉強するときに、声を軽く出して言葉を繰り返すと自然と記憶しているものです。スポーツ選手がイメージトレーニングを行い、成績を上げているのと同じことです。

     

    顕在意識と潜在意識(ネット抜粋)
    フロイドは人の心(人を動かすものとして)意識を分析し、意識を大きく2つに分けました。人の表面に現れている色々な意識を顕在意識とし、人には自然のいのちに備わっている意識、24時間人間の心臓を動かし、常に細胞を再生させているエネルギーなど無限の能力を秘めている潜在意識があることを科学的に探究しました。
    顕在意識と潜在意識(無意識)は、よく「海に浮かんだ氷山」にたとえられます。水面から突き出している部分が顕在意識、水面下に隠れている部分が潜在意識です。潜在意識の占める部分の方が圧倒的に大きく、全体の約9割を占めていると言われ、自分自身でも無意識は把握できないものです。 
    顕在意識とは、決意したり、判断したり、選択する心の領域であり、望ましいこと、望ましくないことを識別する能力を持っています。悩んだり、不安になったり、願望を持ったりします。 表面上の心の意識と言えます。
    潜在意識とは、過去における考えや、心構えや、欲望の大きな貯蔵庫で、その数百万にのぼる整理棚には毎日の生活の中で、読んだこと、聴いたこと、観察したこと、受けた印象、考えたことが貯蔵されています。潜在意識は創造的な洞察力や、無限な力の宝庫です。
    潜在意識は、本質的に自在に発揮できる力をもっています。この無限の力は顕在意識としての心が表面に出ている場合には、それに制約され十分に発揮されません。非常事態に直面した場合などには、顕在意識は背後に後退し、潜在意識が未知の力を発揮します。「火事場の馬鹿力」などがそれにあたります。 
    潜在意識は目が覚めているときでも、眠っているときでも24時間休まず活動しています。例えば、われわれが眠っている間にも、心臓の鼓動、呼吸、食物の消化、新陳代謝、ホルモンの分泌など、体の機能を絶え間なく動かし続けてくれるのも潜在意識の働きによるものです。
    潜在意識は批判機能や判断機能をもたず、与えられたものをそのまま受け取り、そのまま蓄積していきます。また現実と想像を区別することがなく、倫理、時間、空間の影響を受けることがありません。また睡眠中の夢、ひらめき、直感などを生み出します。
    スイスの心理学者であるユングはこの潜在意識を2つに分けました。この無意識の部分を、生まれてから現在に至るまでの個人的な経験から構成された個人的無意識と、そのさらに奥深くに広がる集合的無意識とから構成されているとしました。集合的無意識とは、個人の経験の領域を超えた人類に共通の無意識領域があると言っています。
    願望を実現化するためには、この集合的無意識領域の活用が大きな鍵となっています。
    潜在意識は入ってきた情報に対して無意識にその方向性の実現に向かって活動を始めると言われています。私たちが発する言葉は、潜在意識にとって一言一言が暗示となり、無意識にその方向性に導いていくとされています。潜在意識の中に蓄えられたプラスの言葉が多ければプラスの行動として表れ、マイナスが多ければマイナスの行動が現れます。というのも、潜在意識は発せられた言葉の主語を選ばないからです。
    つまり、自分が発した他人への批判の言葉は、それを両耳で聞き、自分への批判として受け止めるということです。例えば「人にダメだ、ダメだ」と言っていると自分の潜在意識はその暗示にかけられて、ダメな方向に自分を引っ張っていくことになります。もちろん言われた人もダメな方向に引っ張られていきます。逆に、人を褒めたり感謝したりする肯定的な言葉も自分自身のものとして受け止めて、その方向にいきます。

     

    暮らし豊かにするには言葉から実践
    繰り返しになりますが、日々の使う言葉を明るく、ポジティブ・前向きな・肯定的な言葉に置き換えると、少しずつその方向へ変化していきます。
    「言葉が変われば人生が変わる」という佐藤伝著の本のなかに出でくる良い行為や言葉たちを少し紹介してみましょう。
    ・元気で明るい挨拶、自分から声をかける
    ・ほめる「すごいですね、なるほど教えてください」
    ・運がいいと口に出す「ついてる」「できる」「やってみる」「成功する」

    この他にも、「愛」「豊か」「楽しい」「幸せ」「ありがとう」「すばらしい」「大好き」「おさきにどうぞ」「まだまだ(もうはダメ)」「わくわく」「いきいき」「どきどき」「よく頑張った(疲れたはダメ)」「自分が大好き」「おめでとう」「いい気分」「だからこそ」「お金大好き」「お金は血液」「時間はある」「絶好調」「おかげさまで」「いい気分」などなど、です。

    しかし、私たちの身の回りには、子供の頃の叱られるときの「ダメダメ」から始まり、否定語やマイナス思考の言葉で充満しています。
    人は叱られるよりも褒められたほうが伸びるといわれています。身の回りの言葉をプラス思考の言葉に変えることは楽しいことかもしれませんね。気づいたところから挑戦しましょう。

     

    FP相談は相談者の問題解決や目標・希望の成就を目的としていますから、FPとしては、それに相談者がチャレンジしていくような姿勢に導く必要があります。そのためには、相談者との会話では、よい(肯定的)・ポジティブ・感謝などの言葉を使う必要があります。
    色々なお客様に情報をお尋ねするときも、否定形の質問は用いないことが望まれます。いわゆるネガティブクエスチョンと呼ばれているもの、問いの中に『ない』等の否定形が入っている質問です。

    例:「どうしてうまくいかないのですか?」「何がはっきりしないのですか?」「できないのですか?」「いくら不足(ない)のですか?」

    ネガティブクエスチョンを投げかけられると、質問された方にとっては問い詰められたようで暗い感じがして、良い感じはしません。同じ質問でも、肯定形の質問になるよう工夫します。
    否定形を含まない、相手や物事を認める質問の仕方は、ポジティブクエスチョンと言われています。

    例:「どのようにするとうまくいきますか?」
    「はっきりしていることは、どんなことですか?」
    「できると思うのですが?」
    「いくらあればいいのですか?」等々

     

    肯定形の質問には、明るく拡がりがあります。
    質問は、その投げかけ方によって、質問される側の意識に大きな影響を与えます。心が開放的になるか閉鎖的になるかは、質問で左右されることが多くあります。豊かな言葉遣いで、お客様が幸せになるよう実践してみてはいかがでしょうか?

     

    土 屋 拝

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